★医学部再受験に専念したほうが良いってホント!?★

医学部入試は高い学力がどの出題教科においても要求されるため非常に難易度が高いです。しかも医学部再受験生の場合は受験勉強から遠ざかっている人も多いのでゼロから偏差値60台まで押し上げる必要があり膨大な学習量と勉強時間が必要になります。年齢の問題もあり、短期合格が必須となってくるので働いている人であれば仕事を辞めて受験に専念する人も少なくありません。勉強時間の確保の点では専念したほうが圧倒的に時間の融通が利くので確かに勉強は進みます。ただし、果たして今の仕事を失ってまで医学部再受験に専念したほうが良いのでしょうか。もちろん、個人の価値観によって両立と専念かは意見が分かれてきます。しかし、必ずしも仕事との両立で医学部再受験を目指すことはダメだとは言い切れない現実があります。というのは、現役世代でも医学部合格には1浪・2浪も珍しくないと言われているのに、勉強から遠ざかっていた再受験生のほうが難しいのは当然です。旧帝大や早慶などトップレベルの出身生なら話も変わってきますが、医学部に入り直すのは非常に困難です。合格するよりも途中で挫折する受験生の方が多いのが現実です。そんな医学部再受験を現在のキャリアを捨ててまで挑戦するのは非常にリスクが高いです。医学部に合格できれば良いですが、不合格で終わった場合の再就職は非常に難しいということを覚悟しておきましょう。専門職や輝かしいキャリアがあるなら別ですが、前職と同じ条件で仕事見つけることは困難です。したがって、リスクヘッジとして仕事を続けながら医学部入試を目指すことは決して間違いではありません。医学部予備校によっては、平日の夜間と週末を使って対策を行う社会人コースを設けていることもあり、まずはそこから始めてみるのもおすすめです。それで受験勉強に手応えを感じることができたのであれば再受験に専念してみるのも良いでしょう。いきなり医学部再受験を決意して仕事を辞めるのは危険かもしれません。

未分類